腰痛の歪みって具体的にどんなの?(3)
今日は、当院に腰痛で来院される方に多い、背骨の歪み方の第三弾です。
“歪み、歪み”と言ってもどんなものかイメージできないですよね。
特徴的な歪み パターン3
程度は様々ですが、本当にこんな歪みの方がたくさんいるんです!
痛みが無くても、今、こうなっているかも !(実際かなり多いんです)
派手に曲がっているように見えますが、実は、下部のパーツが一つ、二つ傾くとこうなります。
上体を、バランスをとって中心に戻すので弯曲した形になっています。
(上体を倒したまま生活できないですよね)
ですので、経年の程度によりますが、問題の下部腰椎が整えば、上まで真っ直ぐになることが多いです(圧迫骨折や変性の場合を除く)。
図は右カーブですが、左カーブもあります。
なぜこうなるの?
原因はやはり座る時のクセにあることが多いと思います。
いつも同じ側の脚を組む、いつも同じ側の腕を肘掛けに乗せる、長時間の運転など常にどちらかのお尻に体重をかけて、上体や骨盤を傾けて座っているのが問題だと考えます。
女性が両足をどちらかにまとめて床に座る“女座り”もよくないです。
いつも同じ側の脚に体重をかけて立つクセも問題です。
どこが痛くなるの?
人によって痛みが出るところはいろいろですが、下部腰椎の傾きは、神経の流れが悪くなり、坐骨神経痛の症状が出やすいと思われます。
・お尻の下の方が痛い
・ももの裏側が痛い
・スネの外側が痛い
・足の指や裏が痛い
・傾いている部分の張りや痛み
など
日常での注意点
立っている時と違い、座り姿勢では、上体の体重がもろに腰にかかっています。
このとき片寄った座り方をしていると、負担が大きく、歪みやすいのです。
上体や骨盤を、横に傾けて座らないようにしましょう。
床に横になる時も、いつも同じ側だけ下にしないようにしましょう。
CMで身体の向きを入れ替えるなど、左右対称を心掛けましょう。
(脚組も、肘掛けも!)
人は右利きや左利きなど、常に左右対称に生活することはできないので、仕方がない面もあると思います。
ですから、なるべく片寄った姿勢はしないという意識を持っていることが大切であると考えます。
筋肉ではなく、歪み直しを!
すでに症状のある方は、何年もかけて歪み部分が硬くなっています。
自分で体操やストレッチを試みても、膨大な時間がかかってしまうと思われます。
ただ筋肉を揉みほぐすのではなく、歪み直しを重視しているところをお試しになってはいかがでしょうか。
詳しい理由は下記の記事をご参考下さい。
腰の不調でお困りの皆様へ、参考になれば幸いです!
富岡西カイロプラクティック整体院
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